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【日本】世界のベストセラーカー「トヨタ・カローラ」の歴史

【日本】世界のベストセラーカー「トヨタ・カローラ」の歴史

1966年初代カローラ発売から瞬く間に大人気セラーとなったトヨタ・カローラ。2016年の50周年時点ではその累計販売数は約4,410万台に達し、2019年には4750万台を突破。2019年には約148.3万台ものトヨタ・カローラが販売され、33年連続で年間販売台数1位を獲得しています。そんな日本が世界に誇るべき国産車・トヨタカローラの歴史を少し紐解いてみましょう。

1966年にKED10D型「カローラ デラックス」が発売

初代カローラが発売されたのは1966年11月のこと。KED10D型カローラ デラックス(1966年式)は、日本に本格的なモータリゼーションをもたらしたと言えるほど人気を博しました。発売から3年5か月で100万台ものカローラが生産され、当時の国内ミリオンセラー最短記録を更新したといえば、当時の人気ぶりが感じられることでしょう。

そもそもカローラとは、花冠を示す英語「Corolla」に由来します。桜を思わせるような日本らしい名を持った車は、その名に引けを取らない美しいスタイルで、初代がオーストラリアに輸出されたのを皮切りに世界各国にも輸出・販売されるようになりました。

時代とともに進化するカローラ

初代モデルから現行モデルまで、計12モデルのカローラが発売されています。「カローラ30(サンマル)」の愛称で親しまれる3代目では、車名別生産台数世界一を記録。1983年~1987年に発売された5代目は前輪駆動となりました。2000年に登場したカローラ9代目はこれまでのプラットフォームやエンジンを一新。また安全装備にも注力されるようになり、横滑り防止機構やトラクションコントロールを装備しました。

世界共通のプラットフォームだったカローラが、海外向け仕様と日本専用モデルを導入したのが10代目からです。11代目では「コンパクトで使いやすい」というカローラ本来の魅力に原点回帰し、11代にわたるモデルチェンジのなかで初めて全長が短縮されました。

2019年にカローラ12代目モデルが登場

2019年9月に、新型となる12代目モデル「カローラ ハッチバック」が発売されました。「カローラを若い人達に」というコンセプトのもと、改めて原点に立ち返り、良品廉価という言葉を重視して加発された12代目カローラは、日本の道路に合わせた国内仕様のサイズ感で取り回しのしやすさが魅力。スポーティーな先進的デザインは若いユーザーの獲得にも繋がりました。

日本のモータリゼーションを発展させ牽引してきたカローラ。「世界のトヨタ」にふさわしいその車の今後にも期待ができます。

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