ハンバーガー
海外発祥

【アメリカ発祥】実は謎だらけ!ハンバーガーの歴史

アメリカを代表する国民食であり、世界各国に広がっているハンバーガー。しかし、実はその発祥・歴史は不明瞭な部分が多く、謎が多く残されています。そんなハンバーガーの発祥についてまとめました。

ハンバーガーの発祥には諸説ある

早速ですが、ハンバーガーがいつ頃、どこで生まれた食べ物かは現在判明していません。ハンバーグステーキをパンで挟む…という、シンプルなメニューですから、だれが思いついたとしても不思議ではなく、起源がはっきりしていないのです。ここではハンバーガーの誕生として有名な2つの説を紹介します。

有名な説1:ウィスコンシン州で生まれた

まずは、1885年にウィスコンシン州の屋台で生まれたという説。屋台で販売していたハンバーグステーキは、立ったままだと食べにくいと不評で売れ行きが良くなく、食べやすいようにパンで挟んで提供したところ大人気商品に!このエピソードをハンバーガーの始まりとするのが1つ目の説です。

有名な説2:コネチカット州で生まれた

2つ目は、1900年にコネチカット州にある食堂で生まれたという説です。その食堂はハンバーガーレストランとして現在も残っており、地元ではハンバーガーをはじめて売った店として有名。誕生エピソードは、「急いでいるから車を運転しながら食べれるものがほしい」というお客さんに、牛肉のパティをパンで挟んで提供したところ評判になった…というものです。

ほかにもハンバーガーの誕生には諸説あり、どれが正しいかは分かっていません。しかし、20世紀初頭頃という年代は一致しており、この時代にハンバーガーの原型となる食べ物が生まれたのは間違いないと言ってよいでしょう。当時のアメリカは不況に苦しんでおり、合理的で安く、そして美味しいハンバーガーは国民に受け入れられ、瞬く間にアメリカ全土へと普及していきました。

「ハンバーガー」の名前は誰がつけた?

ハンバーガーに用いられるハンバーグは実は和製英語で、英語圏では通じません。一方でハンバーガーはアメリカ英語でもイギリス英語でも同じ。英語圏だけでなく世界で通じる言葉です。そんなハンバーガーですが、いつ頃だれがその名を付けたかは分かっていません。

正式な記録としては、1904年にセントルイスで開催された万国博覧会では、すでにハンバーガーが「ハンバーガー」として販売されています。確実な記録が残っているこの万国博覧会をハンバーガーの起源とする見解もあるそうです。

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