フェラーリ公式HP
海外発祥

【イタリア発祥】憧れの高級車・フェラーリの誕生ストーリー

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画像引用元:オフィシャル・フェラーリ・ウェブサイト

フェラーリ誕生の歴史

スクーデリア・フェラーリの設立

フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリは、もともとはレーサーに憧れた人物でした。実際に当時の名門アルファ・ロメオでレーシングドライバーとして20年近く活躍した歴史があります。最強と名をはせていたフィアットを破るため他チームから開発エンジニアと設計者を引き抜き、素晴らしいマシンを完成させた彼は、見事フィアットを破り、王者に昇り詰めました。

しかし、所属していたアルファ・ロメオが財政難に陥り、レース界から徹底することに。そこでエンツォがレースに参戦するために仲間とともに設立したのが「スクーデリア・フェラーリ」であり、これがフェラーリ社の前身となりました。

アルファ・ロメオのセミワークスチームという位置づけで始まったスクーデリア・フェラーリですが、1932年に子どもが生まれたのを機にエンツォはレーサーを引退。タツィオ・ヌボラーリをドライバーとして迎え入れ、初優勝を果たしています。

その後、財政難に陥いるものの、当時圧倒的といわれてたメルセデス・ベンツに勝利するために再起を図り、見事1935年に性能差を大きく上回るメルセデス・ベンツに勝利します。この試合は「ニュルブルクリンクの名勝負」として語り次がれており、ご存知の方も多いかもしれません。

フェラーリの設立

しかし、スクーデリア・フェラーリはアルファ・ロメオと対立することになり、解散。そして第二次世界大戦後に、レーシング・チーム兼自動車メーカーとしてエンツォが設立したのがフェラーリです。

歴史的な名レーサーになるアルベルト・アスカリを迎え入れたフェラーリは、1951年にF1初優勝を飾り、その後も好成績を残し続けました。1952年には7戦6勝という圧倒的な成績でF1チャンピオンに。1953年にも8戦5勝という好成績をおさめて連覇を達成しました。

フェラーリはイタリアのナショナルチーム的な位置づけとなり、1950年代以降は市販車としても人気に。ヨーロッパだけでなくアメリカや中国、日本や中東といった世界各国のセレブが愛用するブランドへと成長しました。その人気は今でも冷めることなく、跳ね馬のエンブレムと真紅のボディを特徴とした車は今でもスポーツカー好きの憧れとなっています。

歴代のフェラーリ

こちらでは、今でも根強い人気を誇る歴代のフェラーリを5つ紹介します。

※すでに販売終了しているため、現在の価格はフェラーリの買取を行っている会社「エーリストガレージ」を参考にしています

参考元:フェラーリ車の買取ならエーリストガレージ

フェラーリ488

488GTB、488スパイダー、488ピスタ、488ピスタ・スパイダー、488チャレンジ/488GT3などモデルがあるフェラーリ488。458イタリアの後継として、2015年には発表されました。V8エンジンを搭載しており、308GTBを意識した大型のエアインテークが特徴的です。現在の価格買取相場は2,400~3,000万円となっています。

フェラーリ430

日本では2005年~2009年に発売されていたフェラーリ430。現在の価格買取相場は900~1,150万円となっています。V8エンジンを搭載したスモールフェラーリの1つで、ボディタイプはスパイダーとベルリネッタの2種類があります。また、かの有名なF1レーサーミハエル・シューマッハが開発に携わった430スクーデリアや、2008年にF1タイトルを獲得したことを記念に販売された限定モデル、、スクーデリア・スパイダー16Mが同シリーズとしてあります。

フェラーリ355

1994年にデビューしたフェラーリ車でV8エンジンを搭載しています。一時期は500万円台で買えることもありましたが、再び人気が高まっており、現在の価格買取相場700~1,500万円にものぼります。人気のヒミツは、今でも色あせない美しいスタイリング。また、現在でも通用するパフォーマンス性能でしょう。また、現行モデルに比べると手が出しやすく、フェラーリに憧れる車好きがオーナーとして所有するケースも多いようです。

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