高級チョコレートを代表するメーカー「ゴディバ」は、ベルギー発祥のブランドです。こちらではチョコレート好きを惹きつけるゴディバの誕生とこだわりを紹介します。
4人の創業者によって生まれたゴディバ
ゴディバの前進となったのは、1926年に生まれた「ショコラトリー・ドラップス」というチョコレートブランドです。ショコラトリー・ドラップスは、ベルギー・ブリュッセルのマスターショコラティエ ドラップス氏とその4人の子どもたちが運営していました。1937年、ドラップス氏が亡くなり、残された4人はドラップス氏が残したブランドを受け継ぎます。
ジョセフは顧客のニーズを把握するマーケティングの才能を持ってました。ピエールはまだこの世にない新しいチョコレートを生み出すセンスがあり、フランソワは美味しいゼリーとマジパンのレシピをマスター。また、イヴォンヌはデザインセンスに長けており、美しいチョコレートパッケージをデザイン…と4人の子どもたちがそれぞれのスキルを活かして、ブランドを支えていました。
1945年、ショコラトリー・ドラップスという名前を「ゴディバ」に変更して1号店をオープンしたことが、ゴディバブランドのはじまり。自然の美しさにインスピレーションを受けたチョコレートを次々と発表します。お店のショーウィンドウはいつも美しくディスプレイされ、チョコレートのラッピングも非常に凝った美しいものでした。
ゴディバはベルギーで一躍有名なチョコレートメーカーとなり、高級で特別感のあるチョコレートとして名をはせました。
ゴディバのこだわり
カカオへのこだわり
ゴディバのチョコレートで採用されているのは厳選されたカカオ豆です。素晴らしいカカオ豆を栽培する産地を厳選し、さらにそれぞれの産地から最上級と呼べるカカオ豆のみを使用。カカオ豆への強いこだわりが、ゴディバ独自の味をつくりあげています。
レシピへのこだわり
ゴディバのレシピの特徴は、伝統と革新の融合。ベルギー王室御用達という高級チョコレートブランドにふさわしい伝統的な味を守りながら、新しいレシピ・味・手法も取り入れ、常に革新を意識した、新しいチョコレートをつくり出しています。
デザインへのこだわり
ゴディバのチョコレートはただ美味しいだけではなく、その芸術性の高さにも目を見張るものがあります。美しいデザインは確かな技術がなくては成り立ちません。ゴディバ独特とも言える美しいデザインも、世界中のチョコレート好きに愛される1つの要因と言えるでしょう。