バレーボール
海外発祥

【アメリカ発祥】競技人口世界一のバレーボール

公益財団法人日本バレーボール協会の資料によると、全世界におけるバレーボールの競技者人口は男女合わせて約5億人と全スポーツ1位です。
2位はバスケットボールで4.5億人、3位でサッカーの2.6億人と続きます。
世界各地にプロリーグがあり、メディア露出度も高いバスケットボールやサッカーを押しのけて、バレーボールが1位を獲得しているのは以外に感じるかもしれません。
どの年代でもプレイできるバレーボールは、世界各国で愛されているスポーツといえるでしょう。

バレーボールの発祥地

バレーボールは1895年、アメリカで誕生した室内球技です。当時はバスケットボールがメジャーでしたが、激しいスポーツだったため若い男女にプレイヤーが限定されてしまう問題点がありました。
そこで、テニスからヒントをもらい、老若男女問わず楽しめるスポーツということで生まれたのがバレーボールです。
当初は「ミノネット」という名前でした。
生まれた当初はネットを挟んでボールが落ちないように打ち合うということくらいで、競技人数も決まっていないアバウトな内容でしたが、その後ルールが改良され、名前もバレーボールと名づけられあm酢。

6人制と9人制

日本には1910年頃にバレーボールが入ってきたといわれています。この頃はルールがきちんと決まっておらず、1チームに16人もいたそうです。
1927年に9人となりました。日本では9人制が定着していましたが、アメリカでは6人制ローテーションのルールが決定します。
第二次世界大戦後の1947年に国際バレーボール連盟が設立され、この時採用されたのが欧米で普及していた6人制となりました。
日本は1951年に国際バレーボール連盟に加盟するのですが、日本は9人制が確立されています。そのため、国際試合をするために6人制が取り入れられたのです。
しかし、すでに一般的となった9人制をやめることはできず、日本では6人制と9人制両方のバレーボールが行われることになりました。

日本の競技人口

日本国内のバレーボール競技者登録人口は42万人。この数字は日本バレーボール協会に登録しているチームに所属する選手の総数です。
一方、笹川スポーツ財団が2018年に行った調査によると1年間にバレーボールを1回以上行った人の総数は約290万人となっています。
2008年のデータが約445万人、2014年のデータが約260万人だったため、下降気味だったものの回復傾向にあるというのが現状です。

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